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このページの写真は、2017(平成29)年8月27日に小湊鐵道創立100周年記念として五井機関区で行われたイベントにて撮影したものです。
簡単にこの車の車歴をまとめてみました。
日車で中央線・山手線用にナニデ6465(ナニデ6465形)として製造
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称号規定改正でデハニ6465(デハニ6465形)に(1914年)
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中央線・山手線の昇圧により使用停止されるも、デハ33400形から電装品を譲受しデニ6458(デニ6450形)に(1927年)
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称号規定改正でモニ3009(モニ3形)に(1928年)
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三信鉄道に譲渡され、日車東京で鋼体化されデ101に(1936年)
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デ301に改番(時期不明~1939年か1941年?)
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豊川・鳳来寺・伊那・三信の戦時買収で鉄道省に復帰(1943年)
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電装解除されクデハ301に(1951年)
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称号規定改正でクハ5800(クハ5800形)に(1953年)
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小湊鉄道に譲渡。日車東京で気動車化されキハ5800(キハ5800形)に(1960年)
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1986年にイベントで走行したのを最後に廃車(1997年)
※この履歴はWikipediaをちょっと見ただけで書いたので、参考程度に…
おそらく現存唯一の電車用明治45年式台車。気動車化のためコロ軸受けに変更されています。
既にエンジンは撤去(2011年6~7月ごろか)されており、自走は不可能なので現役のキハ200形(キハ210)に牽引されて機関区内を移動します。
屋根上の状況が見たかったので、五井駅の跨線橋から撮影しました。今考えると海側にあるビルから撮ったほうがよかったような…
キハ5800がいつもいる庫内では近付いて撮ることができました。もうちょっと撮っとけば良かったと後悔…
同じく床下。2-4位側。適当に合成しただけなので参考にする場合は気をつけて。
車内です。車内はキハ5800が庫内にいるときのみ公開されたため、暗くて少し写真が見辛いです。
片隅運転台です。前後共にほぼ同じような形で、前(上総中野)側の運転台は立ち入って見学することができました。
当日は予想を超えるかなりの人出で、ちょっとした乱闘騒ぎもありました。
最後に一番上の写真の反対側を。本当はもっと遠くから撮りたかったんですが、場所の制約からそれは不可能でした。帰りに販売コーナーで圧力計を買って帰りました。